今日2週間ぶりくらいにAWSのコンソールにログインし、
おまじないと化している恒例の
請求ダッシュボードチェック
えっ
今月$0.02請求されそう…!!
前回はDNSのRoute53で請求されてたけど
それはもう解除済みだし…
(その時の記事はコチラ)
まぁたかが2円程度のものに一喜一憂しなくてもいいんですが、、、
お金の問題ではなく
自分でAWSリソースの使用状況をちゃんと把握できていないことが問題なので
原因を詳しく探ってみました。
Contents
何に請求がされているかを突き止める
この請求ダッシュボードの棒グラフの下に、
サービスごとの課金状況が表示されています。
赤字で200%となっているこのEBS – Snapshotsが何やら怪しげ…
確認のため、EC2コンソールを開きます。
もしくはサービスコンソールを開き
EBSで検索するのもよしなり。
AWSのサービスってかなりたくさんあるので
時々そのサービスがEC2に含まれてるものなのかどうかって
わかんない時ありますしね^^;
検索窓、いい仕事してます。
EBSスナップショットとは
EBS = Elastic Block Store
EC2標準のデータボリューム(データディスク)のことです。
そして、スナップショットとは
データボリューム(データディスク)の
バックアップのようなものです。
バックアップのようなものと書きましたが、
厳密に言うとバックアップではないのです。
スナップショット作成を実行した時のデータボリュームの
状態を保存しておき、
その時点からデータボリュームに書き込みなどがされて
状態が変わったら
その差分をすべて記録しているものです。
だから時間が経てば経つほど
スナップショットは肥大化し、
容量が増えていくのです。
早く気づいてよかったー(^_^;)
これ放っておいたら多分もっと請求金額大きくなってたよ…
EC2 Management consoleを見てみると
やはりスナップショットが1つありました。
自分でWordPressインストールしたときにでも作ったかな?
忘れているだけかもしれないですが
現時点でちゃんと正常稼働しているので
消すことにしました。
EBSスナップショットが消えない
EC2コンソールから
スナップショットを削除しようとしましたが
なぜか消えない…orz
AMIが使っているから削除できない、といった
エラーメッセージが表示されました。
天下のGoogle先生にお伺いしたところ
Discussion Forumsに同じような問題が載っていました。
https://forums.aws.amazon.com/thread.jspa?threadID=99332
どうやらAMIが自動で取得している
スナップショットらしい。
自分で取ったスナップショットじゃなかったんだ(*´∀`)
忘れてたわけじゃなくてよかったー!
フォーラムでの回答は以下の通り。
質問1)(スナップショットは)自動で取られているのでしょうか?
AMIを作成した場合には、自動で作成されます。質問2)EBSスナップショットだけを削除することはできないのでしょうか?
AMIに紐づいているスナップショットを削除する事は出来ませんので、AMIをde-registerした後にスナップショットを削除下さい。
AMIをde-registerって登録解除ってこと・・・?
大丈夫な気はするけれども、登録解除しても
起動している今のインスタンスは問題ないんだろうか?(^_^;)
ということで再びGoogle先生にお伺いを立てることに。
AMIの登録解除
ちゃんとドキュメンテーションに載っていました(*´∀`)
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/deregister-ami.html#clean-up-s3-ami
AMI の登録を解除(de-register)しても、AMI から既に起動したインスタンスに影響を与えることはありません。そのようなインスタンスの使用に対しては引き続き課金されます。そのため、使用が終わったら、インスタンスを終了することをお勧めします。
大丈夫そう!
ってことでさっそくAMIの登録解除!(*´∀`)笑
やり方は↑のリンクに乗っているのでここでは割愛します。
まとめ
これでなんとか最終的には
スナップショット削除に成功しました♪
とりあえず一安心(*´∀`)
AWSでAMIを使用したインスタンス作成している人は
不要なスナップショットが残っていないか
チェックしたほうがいいですよー(*´Д`)