ローゼルとハイビスカスの違いは?目に優しいノンカフェインのハーブティー解説♪
スポンサーリンク

ローゼルとハイビスカスの違いは?目に優しいノンカフェインのハーブティー解説♪

こんにちは!
最近視力が落ちまくりで
来たる免許更新が憂鬱なChihiroです(つД`)ノ

いやぁ、視力低下って辛いですね。
ずっと同じ姿勢で画面を見ているのが
いけないんでしょうが・・・( ̄▽ ̄;)

目の疲れには目の周りをマッサージをしたり、
眼球運動をしたりするのが効果的とされています。

が、しかし、
なかなかあえてそうした時間って
取れないんですよね・・・( ̄▽ ̄;)

せめて目に良い物を体に取り込んで、
目の疲れを癒やしたいですよね。
そんな時のお助けマンが
ハイビスカスティーです(^_^)/

ハイビスカスというと、こういう花を思い浮かべませんか?↓

この投稿をInstagramで見る

Ryoichiさん(@3r1hs)がシェアした投稿

駄菓子菓子!!!

実はハイビスカスティーに使われる花は
上のハイビスカスではないんです。

こっちです↓

この花の名もローゼル
最初の写真のハイビスカスと同じフヨウ属の植物です。
そのためハイビスカスの仲間として分類され、
このローゼルで淹れたお茶
ハイビスカスティー、もしくはローゼルティーと呼ばれているんですね。

この赤いつぼみのような部分は
花弁ではなく萼(がく)という部分です。

スポンサーリンク

Contents

ハイビスカスとローゼルの違い

実はローゼルもハイビスカスの1種。
いかにも沖縄やハワイで咲いていそうな、
ローゼルではない方の最初の写真のハイビスカスを指すことが多いです。
学名をハイビスカス・ロサシネンシス(Hibiscus rosa-sinensis)といい、
別名は
チャイニーズハイビスカス、
ハワイアンハイビスカス、
ローズマロー(rose mallow)、
シューブラックプラント(shoeblackplant)などと呼ばれています。

一般的に「ハイビスカス」というとこの
ハイビスカス・ロサシネンシスを指すことが多いですね。

ちなみにマレーシアの国の花でもあり、
マレー語でBunga Raya(ブンガ・ラヤ:高貴な花という意味)と呼ばれていて、
マレーシアの通貨、マレーシアリンギットの
硬貨や紙幣にもプリントされているんですよ(`・ω・´)ゞ

しかもこのハイビスカスの花弁、、、
鑑賞用オンリーかと思いきや、、、

食べられるのです!(*´∀`)

太平洋の一部の島ではサラダに入れて食べるそうです(`・ω・´)ゞ

食用以外にも使い道いっぱい。

ハイビスカスの花の色はpHの指標にもなります。

中国漢方では、このハイビスカスの花弁を砕いて
髪の黒染めにも使います。

その一方、ローゼルは
学名をハイビスカス・サブダリファ(Hibiscus sawbdariffa)といい、
別名、ロゼリ草、フレンチ・ソレルなどと呼ばれています。

どちらもアオイ科フヨウ属ですが、
ハイビスカスティーの原料はローゼルなのです(`・ω・´)ゞ
ちなみに野菜のオクラもアオイ科です。
そういえばオクラってローゼルの形にも似ていますよね(・∀・)

ローゼルとは

英語でRoselle
中国語で洛神花(Luòshén huā:らくしんか)
と言います。
原産地は西アフリカとされているハイビスカス種の植物です。

実は、ローゼルの花って
めちゃめちゃ貴重なのです。
なぜなら、花が咲く期間はなんと、、、

たったの1日!!

ローゼルの花は1日しか咲きません。
咲き終わった花は萼片が肥大化していきます。
萼片が3,4cm程度にまで大きくなったら収穫しちゃいます!

ちなみにローゼルは調理前、
萼と実を取り分けるんですが、
台湾には簡単に萼と実を分離する道具があるんです。

この右の棒。
使い方はこちら↓

まるで串焼きのよう(゚∀゚)
スポっと実が抜ける感じは見ていて気持ちいいですね。
しかしこの道具はこのためだけに作られたのかな…?(´ー`)w

萼とその中の実を簡単に分離した様子。


この緑色の卵のような形をしたものが実です。
熟れてくると赤くなり、その後茶色くなって
完熟・乾燥すると殻が破れて種を取り出すことができます。

ハイビスカスティーの効能

健康メリット

ハイビスカスティーの主な健康メリットは以下の通り。

  • 眼精疲労を抑える
  • 血圧上昇を抑える
  • コレステロール値を下げる
  • 肝臓の保護
  • 抗ガン作用
  • 抗炎症作用・抗菌作用
  • 月経痛を抑える
  • 抗鬱(うつ)作用
  • 消化機能の改善
  • のどの渇きを癒す
  • ダイエット効果

ハイビスカスティーには
アントシアニンが含まれていて、目に良いとされています。
抗酸化作用の強いビタミンCも豊富。
ペクチンも含まれています。
なので、ジャムにされることも多いですね♪

健康デメリット

ハイビスカスティーにはエストロゲンという
生殖機能に関わるホルモンに悪影響を及ぼす
ことがあります。
ホルモン代謝治療を受けている人や妊娠中の方
摂取を控えた方が良いと言われています。

また血圧を抑える働きがあるというメリットがあるように、
低血圧の方や高血圧の治療中の方
摂取するべきではありません。
ガンの放射線治療中もしくは化学療法を行なっている場合、
ローゼルの摂取は控えることが推奨されています。

さらにはなんとハイビスカスティーを飲むことで
酔っ払ったような幻覚症状
引き起こすこともあるそうです。
飲んだ後に運転する際は注意しましょう。

ローゼルを使った料理

ハイビスカスティーの原料となるローゼル。
ローゼル自体の味はまるでクランベリーや
ルバーブ、レッドカラントのよう。
ベリー系でほんのり酸っぱいフルーツの香りがします。
ローゼルは萼の部分だけでなく、葉も食べられます。

ローゼルは飲み物やスイーツ、生野菜サラダ、
タルトなど調理方法も様々です。
ここでは私が都蘭のカフェでいただいたローゼル料理を紹介します。

洛神花茶(ハイビスカスティー・ローゼルティー)


このローゼルティーは実の部分ごと
萼片と一緒に煎じてありました。
ローズレッドが美しい(*゚∀゚*)

ローゼルジャム

前述したようにペクチンが豊富というだけあって
ジャムにも適しているローゼル。

トーストに付けて食すのも乙(*゚∀゚*)
ベリーのような味がして美味ですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

まとめ

日本ではあまり見かけない熱帯植物ローゼルですが、
マレーシアはもちろん、台湾、
国内では沖縄や九州でも栽培されているようです。

仕事の合間にフルーティーなハイビスカスティーで
ほっとひと息つきませんか?(o・ω・o)

同じくアントシアニンを含む青い紅茶の情報はこちらから。