こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
私は日本からマレーシアに行く時やマレーシア国内の移動の時、
エアアジアをとっても頻繁に利用しています。
けど飛行機を予約する時、
いつもなんとなく気になって、
気になったまま放置してしまうのが、予約時の支払い手数料。
この画面の赤枠の部分です↓
手数料が1,600円となっています。
いくらなんでも高すぎじゃ・・・(; ̄ェ ̄)
でも予約ごとに毎回1,600円というわけでもないんですよね。
エアアジアの支払い手数料の仕組みってどうなってるんだろ…??
ということで今回はエアアジアの決済にかかる手数料の仕組みと、
割安になる決済方法を調べてみました。
Contents
往復より片道ずつの予約が安いのか?
ネット上では、往復するにしても往復を一括で予約するより
片道ずつ予約した方が割安になるという話が目につきました。
論より証拠、ということで実際に検証してみました。
羽田 – クアラルンプール の往復を以下の日程で予約するとします。
1月17日 羽田発 クアラルンプール着
2月14日 クアラルンプール発 羽田着
[往復で予約した場合]
19,870円(羽田-KL片道) + 11,809円(KL-羽田片道) + 1,600円(クレカ決済手数料) = 33,279円
[片道ずつ予約した場合]
19,870円(羽田-KL片道) + 800円(クレカ決済手数料) = 20,670円
+ 15,059円(KL-羽田片道) + 338円(クレカ決済手数料) =
= 36,067円
日程もフライトも同じであるにもかかわらず、
往復を一度に予約した方が2,788円も安くなりました。
よく見ると、復路のKL→羽田が、片道より往復の方が若干安くなっていますね。
検索したタイミングで価格が変動した可能性もあるので、
片道を調べた後に再度往復の価格を確認してみましたが、
やはり往復でのKL→羽田便(帰り)は11,809円のままでした。
つまり、片道より往復予約の方が安くなるということです。
ではなぜ片道ずつの方がお得と言われているのでしょうか。
それには3つの理由が考えられます。
往復便の航空券が一般航空会社よりも割安にはならないから
ANAやJALなどの一般航空会社と比べると、
エアアジアといったLCCの航空券は
往復で予約したとしてもあまり割安にはなりません。
一般航空会社では片道便は往復便とそんなに値段が変わらないのに対し、
LCCでは往復便で予約しても片道分の2倍程度の料金がかかります。
なので、実は往復便であればエアアジアを使ってもANAを使っても
値段的にはあまり大差なかったりします。
海外発なら日本円払いより現地通貨払いの方が割安だから
エアアジアではサイト上で通貨の切り替えができるので、
わかりやすいように日本円で決済していませんか?
断言します。
エアアジアでの航空券の決済に使用する通貨は
出発地の現地通貨での支払いがお得です。
もちろん日本国内発であれば、日本円が一番お得ということになります。
エアアジアはマレーシアの航空会社だから
リンギットが一番なのでは?とも思いましたが、そうでもありません。
例えば下のスクショはジャカルタ→KL便。
支払い通貨を変えた時、日本円でいくらになるかに注目してください。
リンギット払いの場合、RM93.36。
クレカ換算レート(Mastercard為替レート×1.63%とする)※計算で
日本円にして2,556円、
インドネシアルピアでRp.32,7921です。
次に、日本円に支払い通貨を切り替えた場合、
日本円払いだと、2,502円。
クレカ換算レート計算で
マレーシアリンギットにしてRM94.80、
インドネシアルピアでRp.32,7487です。
最後にインドネシアルピアで支払う場合、
インドネシアルピア払いでRp.30,5000。
クレカ換算レート計算で
マレーシアリンギットにしてRM89.82、
日本円で2,418円です。
それぞれの日本円に注目してみると、
ジャカルタ発便はルピア払いがお得ということになります。
※クレカ換算レートというのは、外貨でクレジットカード決済をした場合に
カードブランドが適用する為替レートと外貨取扱手数料のことを指します。
今回比較に使った換算レートはすべて調査日の前日のレートを使用しています。
ちなみにVISA、Mastercardは下記サイトで為替レートと外貨取扱手数料を調べることができます。
VISA
Mastercard
他に日本発・マレーシア発も調べましたが、やはり同様に
出発地の現地通貨が一番安いということがわかりました(*・ω・)ノ
これが、片道ずつ予約した方が安いと言われている
理由の1つではないかと思います(*・ω・)ノ
どういうことかと言うと、
出発地の現地通貨以外を指定して決済する場合、
一般的な為替レートにエアアジア独自の高い手数料がかけられています。
実際に調べたところ、その手数料は約4.7%前後。
これがどれだけ割高なのか。
クレジットカードで外貨決済する場合、
VISAやMasterCardといった国際ブランドでは採用する為替レートに1.63%の外貨取扱手数料が上乗せされています。
これは実際に為替レートを見てみるとわかりますが、
エアアジアの約4.7%と比較するとクレカで外貨決済した方が確実にお得になります。
クレカ決済の場合、出発地によって支払い手数料が異なるから
前述した通り、羽田からクアラルンプールの往復便をクレカで予約したい場合、
支払い手数料は片道800円、往復で予約すると1,600円となります。
一見、高そうに見えますよね。
しかし、支払い手数料は出発地によっても大きく異なります。
クアラルンプールから羽田の片道便を予約する場合、同じクレカでも支払い手数料はRM12(約339円)となります。
よって、手数料だけで見ると、往復便を一度に予約すると支払い手数料は1600円になるのに対し、片道ずつ予約した場合は1,139円(800円+339円)となり、461円もお得になります。
ちなみにエアアジアの手数料はこちらのページで確認できます(*・ω・)ノ
しかし料金を全体的に見ると、往復で予約すると帰り便が若干安くなるので、
実際には往復便を一度に予約した方が安くなるのです。
もちろん必ずしも毎回とは言い切れないので、
その都度確認した方が良いと思います。
それでもやはり往復での手数料1,600円は高いように感じますよね(; ̄ェ ̄)
リンギットにするとRM60ですしね。
けどこの高額な手数料を安く抑える方法があります。
その方法とはずばり。
UnionPay、
いわゆる銀聯カードでの支払いです。
銀聯カードを作り、決済に使う
そもそもエアアジアの決済手段は以下の4つがあります。
- クレジット・デビットカード
- コンビニ・銀行振込
- BigPay
- UnionPay
コンビニ・銀行振込はクレジット・デビットカードよりも割安ではありますが、
往復で1,300円もの手数料がかかります。(片道650円)
エアアジアの決済手段の中で最も手数料が低いのがBigPayです。
手数料は無料になりますが、マレーシア在住でないとアカウント発行できません。
ではUnionPayはどうでしょうか。
UnionPayは中国のクレジットカードブランドで銀聯(ぎんれん)カードとも呼ばれています。
この銀聯カードで決済すると、1取引あたり支払い手数料は115円となり、
往復をクレカ決済するより1,485円もお得になります。
日本在住でも作れる銀聯カード
銀聯は中国ブランドだから中国でしか作れない、と思いきや、
日本でも作れるクレジットカードが2つあります。
1つ目がTrip.comグローバルカード。
年会費無料のTrip.comのクレジットカードです。
2019年3月31日までに申し込むと、新規発行手数料が無料となります。
その他かかる費用は5年に1度の更新料1,000円+税。
エアアジアの国内発往復便を5年に1回以上使うなら確実にお得です。
2つ目は、三井住友銀聯カードです。
三井住友VISAカードを持っていれば、サブカードとして
三井住友銀聯カードを発行することができます。
銀聯カード更新時には更新料1,000円+税 がかかります。
結論
エアアジアでお得に決済するために押さえておきたいポイントは、
- 往復するなら片道ずつより往復一括予約する
- 決済通貨は出発地の通貨で支払う
- 日本在住なら銀聯カードが一番お得
ということです。
クレカ決済するとそのクレカの海外旅行保険だとか、
ポイント付与といったメリットもあるので、
そういった別のメリットも考慮して使いたいですね(*・ω・)ノ
コメント
貴重な情報をありがとうございます。
私の場合はBIGPAYを作ることができて、助かっております。
コメントありがとうございます。
BIGPAY作られたんですね♪
使えるお店がもっと広まっていくといいですね(*・ω・)ノ