こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
今回はドラゴンフルーツの栽培方法について紹介します。
Contents
ドラゴンフルーツとは
ドラゴンフルーツはサボテン科ヒモサボテン属。ピタヤとも呼ばれています。
原産地はメキシコまたは中南米の熱帯雨林とされています。
白肉種、赤肉種、黄色皮白肉種、桃肉種といった品種が存在します。
収穫してしまうと追熟しないので、一般的には味が薄いというイメージが持たれていますが、樹上で完熟させ管理すると糖度が20度にまで甘くなる品種もあるようです(*・ω・)ノ
しかしその分日持ちしなくなるため、完熟ドラゴンフルーツは市場には出回っていません。
ドラゴンフルーツ栽培の気候条件
- 熱帯雨林のような気候が適している
- 年間50cmの洪水量
- 気温20〜30度
- 部分日陰が必要(強い太陽光はNG)
ドラゴンフルーツはサボテン科なので、乾燥地帯で育ってきたのかと思いきや、実際は熱帯雨林のように湿気のある土地が適しているんですね。
ただ、水はけの良い土壌が良いでしょう。
土壌条件
- 砂っぽいもしくは粘土質のローム質土壌
→砂っぽい方がベター。 - pH 5.5〜7
- 水はけのよい土
ドラゴンフルーツの定植方法
種から発芽させるには、まずドラゴンフルーツをナイフで半分に切り、果肉内の黒い種をスプーンで取り出し、種から果肉を洗い落とします。しかし、この方法では生長までに長い年月がかかるため、商業向きではありません。
商業生産としては挿し木で増やす方法が一般的です。
まず、植物の一部を20cmの長さに切り、
1週間ほど涼しい日陰に置いて乾燥させた後、定植します。
株間は2mで植え、1エーカーであれば1700のドラゴンフルーツを植えることが可能です。
ポットでも生長しますが、ポット内に支柱を用意しましょう。
水やりは他のフルーツほど必要なく、点滴潅水で十分です。
開花から収穫まで
ドラゴンフルーツの花は一晩しか咲きません。
いくつかの品種は自家受粉します。
開花してから3〜6か月で果実を収穫できます。挿し木であれば定食から1年後に結実します。
開花から1か月後、ドラゴンフルーツは収穫できますが、未熟なフルーツは果皮が明るい緑色です。数日後、果皮が暗い緑から赤く変わります。果皮が赤くなってから3,4日後が収穫タイミングです。素手もしくは釜で収穫できます。収量平均は1エーカーあたり5,6トンです。
まとめ
ドラゴンフルーツは収穫すると追熟しない、
熱帯雨林が原産など、
個人的にはかなり意外でした(*・ω・)ノ
完熟したドラゴンフルーツ、食べてみたいですね。
<参考>
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84
https://youshouldgrow.com/how-to-grow-dragon-fruit/
https://agrifarmingtips.com/dragon-fruit-farming/#Climate_Required_For_Dragon_Fruit_Farming