マレーシアでムサンキングを超える!?ブラックトーンドリアン(黒刺)の魅力
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マレーシアでムサンキングを超える!?ブラックトーンドリアン(黒刺)の魅力

こんにちは!
道端に落ちてるドリアンの皮を見ると
季節を感じます、Chihiroです(・∀・)

やっと今年、
3年越しの願いが叶いました…
その願いとは、、、そう…

ブラックトーンドリアンをいただくこと!!(*ノωノ)


↑これがブラックトーン。
他のドリアンより少し果肉はオレンジがかってます。
この画像は加工なしです。

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Contents

ブラックトーンドリアンとは

ブラックトーンは
英語でBlack thorn、
中国語で黒刺(Hēi cì)、別名、Ochee、
マレー語でDuri hitamと言います。
マレーシアではD200として正式に品種登録されています。

ブラックトーンドリアンはペナン名産のドリアンで、超レア品種★
KLやシンガポールに出回るのは数が限られていて、
見つけたら即買いしないと、1週間も経てば売り切れてしまうほど
レアかつ超人気な品種です(/・ω・)/

「ブラックトーン」という名前は文字通り黒いトゲという意味ですが、
これはドリアン果実の底の部分に黒いトゲのようなものが生えていることから
こう名付けられています。
この黒丸の部分ですね↓

いやぁ、3年前にその存在を知ってからというものの、
これまでなかなか機会がなくて食べられなかったブラックトーン。
ついに今年、いただくことができました♪(∩´∀`)∩

ブラックトーンドリアンの歴史

むかーしむかし、1980年代半ば。
(1980年は昔じゃないという話はさておきw)
あるところにレオさんという
ドリアン農家がおりましたとさ。

レオさんは自分の農場から10km北にある
リマコンシ村(Kampung Lima Kongsi:ペナン州の内陸部)に住む
友人のバギさんの家を訪れました。

そこでレオさんが見つけたのが、
ブラックトーンドリアンの木。

レオさんがバギさんに話を聞くと、バギさんは
タイで食べたドリアンの味に感動してその種を持ち帰り、
植えて成長したのがその木であるとのこと。

当時からブラックトーンドリアンは毎年予約が殺到する程、
とっても人気で、バギさんは当時他の誰にも
そのドリアンを植えることを拒否していたのでした。

レオさんもブラックトーンドリアンを食べみると、
その味にうっとり♪

レオさんはバギさんに自分の農場でも育てたいと申し出たところ。
そしたらなんと、バギさんはレオさんにこう言います。

「親友の頼みなら聞かないわけにもいくまい。
レオならこのドリアン植えてもええで(/・ω・)/★」

なんと粋なバギさんw
ついにブラックトーンドリアンの増殖の許可を出したのです…!!
しかしレオさんはブラックトーン以外にもお気に入りの品種があったので、
たくさんブラックトーンを植えることはしませんでした。

しかも残念なことに、レオさんが自分の農場で育て、
結実したそのブラックトーンは、バギさんの家で食べたものとは
見た目が異なり、味もそれほど美味しくなりませんでした。

しかし、植樹してから30年経った後、ついにブラックトーンは
バギさん家で食べたその味と見た目が同じ、うっとりするような
ブラックトーンドリアンへ進化を遂げたのです…!!
※上記のストーリーは若干の脚色を加えています。

なにはともあれ、
2010年にメディアに取り上げられるほど知名度を獲得したブラックトーンは
2011年のペナンのドリアン品評会で2位、
2012年の品評会では1位を獲得し、
ムサンキングドリアン(猫山王)をも超えるほどのドリアンとなったのでした…!!

ブラックトーンドリアンの名産地

ブラックトーンドリアンはペナンが産地です。
ペナンと言っても、島の方ではなくマレー半島の内陸部が
主な産地となっています(/・ω・)/

ブラックトーンドリアンの味は

待ちに待ったブラックトーン(∩´∀`)∩
マンゴスチンをお供にいただきました♪

その食感はほぼムサンキングドリアンと同レベルのクリーミーさ。
甘さもバッチリ。苦みはほぼ感じませんでした。
しかしムサンキングと格段に違うのがその香り

もうね、その香りがムサンキングのワンランク上!(≧▽≦)
香りからあふれ出てくる上品さがもはやお見事という他ない、といった感じです。
本当に高貴な香りです。これは想像以上でした。
ただ、果肉を覆っている薄皮が他の品種よりも少しばかり厚いです。
そのためか、食べた後の種を放置しておいても、
他品種よりそんなに匂いが残らないように感じました。
突き刺すような匂いもなくて、あっさり食べられました♪

ブラックトーンドリアンの見分け方

果実の形

ブラックトーンはくぼみや凸凹のない、綺麗な丸っこい形をしています。
底の部分を見てみると、分け目がくっきり入っていて、星の形に見えます。

果皮の色

トゲのある果皮は灰色がかった緑色。
これはムサンキングともよく似ていまね。
ムサンキングは黄色味も帯びていますが、
ブラックトーンは黄色さはありません。

果肉の色

ムサンキングは明るい黄色ですが、
ブラックトーンはオレンジがかった黄色です(/・ω・)/

トゲの形

トゲの長さはムサンキングより短めです。

ブラックトーンドリアンの値段

今回私はSS2でブラックトーンを購入しましたが、
果皮も含め、1kgRM78でした。

高かったっす(;・∀・)
一応他店も見て回りましたが、1kgRM88のところもありました…
カンポンドリアンなんて1kgRM10程度なのに…

まとめ

いやぁ、お値段は張りましたが食べられてよかったです♪
買った日の1週間後にはもうSS2のどの店でも売り切れてましたからね(;・∀・)
今はペナンのドリアンがシーズンですが、
続けてパハンのドリアンシーズンがやってくるので、
フルーツ好きにはたまらない、
ワクワクが止まらない時期ですね♪(∩´∀`)∩

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