こんにちは!一晩おいて冷めたバーモントカレーが大好きなChihiroです(/・ω・)/
今回はペナンで初めて食べた熱帯フルーツの中で、最も印象に残った
スリナムチェリーを解説します(/・ω・)/
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スリナムチェリーとは
スリナムチェリーはフトモモ科の常緑低木であり、南米の熱帯地方が原産地です。
ちなみにフトモモ科と言えば、グルミシャーマやグアバ、フェイジョアといった、しっぽがクルンッとなっているのが特徴なのですが、このスリナムチェリーも例外なくしっぽクルンッ系フルーツです(*ノωノ)
ちなみに以下の記事で書いているマレーグースベリーと形も大きさも酷似していますが、
全く非なる別物です↓
日本ではスリナムチェリーよりもポルトガル語の名称、ピタンガと呼ばれることが多いのですが、カボチャの形に似ていることから、和名はカボチャアデクとも呼ばれています。
マレー語ではCeremai belanda(チェレマイ・ブランダ)、asam selong(アッサム・セロン)と呼ばれています。
スリナムチェリーの栽培方法
スリナムチェリーは砂、砂壌土、硬い粘土、柔らかい石灰岩など、ほとんどすべての種類の土壌で育ち、しばらくは浸水に耐えることさえできますが、塩分には耐性がありません。
基本的には種子繁殖が行われます。種子は1か月以内なら発芽でき、種まきから3~4週間で発芽します。
インドではレイヤリングに成功しています。
苗はゆっくりと成長します。 2年で実を結ぶ場合もあれば、5年から6年、あるいは不利な状況では10年かかる場合もあります。
剪定しなければ最も生産的になりますが、生け垣にしっかりと植えた場合でも非常に多くの果物を生産します。完全肥料を四半期ごとに施肥すると、結実が促進されます。
植物は灌漑に素早く反応し、水やりをよく行った後は果実が急速に大きくなり、風味が甘くなります。
開花から約3週間で果実を収穫できます。
インドでは、剪定された低木は植物あたり平均6〜8ポンド(2.7〜3.6 kg)を生産します。
イスラエルで得られた最高の収量は、剪定されていない1つの植物から重さ約24ポンド(11 kg)の2,700個の果実が収穫されています。
スリナムチェリーの味
可愛らしく艶々した果皮が輝くスリナムチェリー(*ノωノ)
きっとフルーティーでこれまたチェリーのような爽やかな甘さなのかなと思い
一口食べてみると、想像通り甘くてジューシー♪(*´ω`*)
しかしその甘さにうっとりしたのも束の間、
後味はまるで・・・
カレースパイス(;・∀・)
正確に例えるならカレーリーフを噛んだ時の味(;・∀・)
いやぁ、まさかカレーの味がするフルーツがこの世にあるとは知らず
ただただびっくりです(;・∀・)
最初はフルーティーで甘いチェリーのような味だったのが、後からじわじわくるピリ辛スパイスw
しかしそのピリ辛感がまたクセになるんですよね~(*ノωノ)
まさに熱帯ならではのフルーツですね(;・∀・)
スリナムチェリーの栄養価
ビタミンC、ビタミンAが豊富で、それぞれ1日摂取量目安の44%,30%を含んでいます。リン、カルシウムを含みます。
南アメリカでは胃の病気に対する伝統的な治療薬として使用されています。
また、高血圧を抑えたり、気管支炎、胸焼け、疝痛予防としても使用されています。
まとめ
予想を大幅に裏切るユニークな味のスリナムチェリー。
見つけたらぜひぜひお試しを!(*ノωノ)
参考
https://www.hort.purdue.edu/newcrop/morton/surinam_cherry.html