【自然農法10】玄米酢の効果と作り方と使い方

こんにちは！Chihiroです(・∀・)

今回は自然農法資材として使える玄米酢の役割、作り方、使い方を解説します。

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玄米酢の機能と役割

玄米酢(BRV)の酢酸菌は、肝細胞に影響を与え、
殺菌、中和、利尿、合成をサポートし、
家畜のさまざまな病気を予防および治療します。
玄米酢は弱酸性ですが、体内で分解されると
残留物はアルカリになります。
酢を生産する穀物や果物は、典型的なアルカリ食品です。
玄米酢自体は酸であり、人間、家畜、または作物に吸収されると塩基に変わり、身体を純粋で健康的な状態へ改善します。
フィチン酸が含まれており、
毒の中和、殺菌、体質の改善に役立ち、様々な病気の予防と治療に効果的です。
解毒作用があるアミノ酸と有機酸が他の食品よりも多く含まれており、老化を防ぐ乳酸の分解に優れています。
カルシウム吸収率を高めます。体液が酸性になる傾向があり、中和しようとすると体はカルシウムを必要とします。カルシウムが酸性条件で吸収されることは困難ですが、玄米酢のクエン酸と組み合わせると、カルシウムは容易に吸収されます。
栄養生長を促進し、葉の初期生長に影響します。葉にスプレーするとワックス層が形成され、葉が厚くなり病気や昆虫への抵抗力が高まります。<;li>
木の柔軟性を向上させ、自然農法資材を散布する際の吸収能力を高めます。
酢酸バクテリアの活動により、バクテリアの成長を殺菌し、抑制する能力があります。
水溶性カルシウムとともに使用すると、玄米酢はカルシウムの効果を最大化します。
高濃度のBRVは生殖生長を促進します。

玄米酢の作り方

熟した「マッコリ」をそのまま放って置くと、酢酸菌により玄米酢が生成されます。
玄米酢の代わりに15日間発酵させたヤシ酒を使用すると酢に変わります。
日本酒からも酢は作れるようです。

玄米酢の使用法

卵殻を玄米酢に入れて水溶性カルシウムを作ります。
動物の骨（牛/豚/鶏/魚）を玄米酢に溶かし、水溶性リン酸カルシウムを作ります。
殺菌目的であれば、幼葉段階では500倍希釈、
成体葉段階で200〜300倍希釈で玄米酢を使用します。
玄米酢は、土壌改良、種子と苗の処理、栄養生長期、変化期および生殖生長期に使われます。
また、IMO3、IMO4および完熟堆肥に加えるのも効果的です。