ドリアンの蕾形成から開花、結実、収穫まで一連のシーズンを通して見えた課題
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ドリアンの蕾形成から開花、結実、収穫まで一連のシーズンを通して見えた課題

こんにちは!Chihiroです(/・ω・)/

いやぁ、大変ご無沙汰しております。
最後のブログ更新から早半年が経過致しましたw
このブログを始めたのは2017年3月なので
半年何もせず7年目に突入です(;・∀・)

この空白の半年間、何をしていたかと言いますと、もともと私がマレーシアに移住する
きっかけとなった農家さんに正式に弟子入りし、その師匠の元で農場の仕事を
経験させてもらっていたんですね。
自分のこれまでの知識をブラッシュアップすると同時に、実際に農作業したり
新しいことを学んだりすることで膨大な量のインプットをしていました。

ただ、先週から農作業の方は一時停止して、これまで自分が学んできたことの
復習や、これから自然栽培農家として生きていくための自分の価値観を磨きに
時間を取ることにしたので、これからまたしばらくはブログ更新できると思います(*´ω`*)
(と言ってまた更新が滞るパターンw)

この半年で最も忘れられない出来事はなんと言っても

ドリアンの収穫!!

いやぁ、実際にドリアン収穫を経験してみると、
課題しかありませんでしたねぇ(;・∀・)
例えば販売の点では、KLで販売するのにはガソリンや高速代、
人件費がかかるので毎日配送はかなり厳しいです。
毎日輸送できるだけの生産量があれば話は別ですが。
我々のような小規模農家には輸送はかなり負担が大きいので、
日本のクール便のように冷蔵庫に入れた状態で、素早く
配送してくれるような信頼のおける宅配業者がマレーシアにも
存在すればいいのですが(;・∀・)

1番理想的な収穫方法は、農園内のドリアンの木たちが
3日に1回程度、タイミングを合わせていっせーので
果実を落としてくれることですねw
収穫側が収穫頻度を減らすとドリアンの品質が
落ちてしまいますし、何より速攻で
野生のイノシシに食べられてしまいます(*´Д`)
おそらく農場のドリアンの40%くらいはイノシシに
食べられたと推測しています(*_*)

もちろんKLで販売しなくても、地元の卸売業者に売ることもできます。
しかしそうするとドリアン価格が市場価格に大きく左右されます。

今シーズンは中国がドリアンを輸入停止した影響から、
価格が半分から2/3程度にまで落ち込んだおかげで
大打撃を受けました(;´・ω・)

しかも有機や無農薬といったことは全く考慮されないので、
全て同じドリアンとして質で評価されます。
しかし、健康に育って適切なタイミングと適切な方法で
収穫されたドリアンの果実は有機や慣行農法に関係なく
高品質になるんだなと思いました。
これはまた別記事にて詳しく解説します(*ノωノ)

収穫で最も大変だったことは、今まで管理の行き届いていなかった
ジャングル化したエリアの道を切り開いたことですかねw
これぞ農家のフロンティアスピリットw(*ノωノ)

ジャングル内に道が開けてると思ったら猪が入浴していた跡や
ドリアンを食べ散らかした跡があったりw
傾斜で丘になっているエリアのドリアンは車やバイクが入れず
山登りして収穫しないといけないので、収穫したドリアンを
運ぶのが大変だったり。
最終的にドリアンはボーリングで運ぶのが
一番効率良いことがわかりましたw
※ドリアンころりんは、ほぼ品質に影響ありませんw(*ノωノ)


↑ジャングル化したドリアンの丘。低木を切り倒しながら急な傾斜を
切り開いていきました(*ノωノ)

ただ、悪い事ばかりではなく良いこともいっぱいありました♪(∩´∀`)∩
今回のシーズンのようにたくさん結実してたくさん収穫できたのは
農場開始以来初めてだったらしく、本当にドリアンの木たちには
感謝しかありません(*´ω`)

なんとなくですが、ドリアンの収穫が終わった頃の農場には、
達成感というか新しい季節の始まりのような雰囲気が
感じられました(*ノωノ)
これはまた別の記事で書かせてもらいます。

収穫時期に最も嬉しかった出来事の1つは、いろんな人が農場まで
訪れてくれたことですね(*ノωノ)これは本当に良い刺激をもらえる経験でした!
知人や友人、インスタグラム経由で連絡をくれた方や同業の方まで
ドリアンを食べに来てくれました。本当にありがとうございます(*ノωノ)

師匠の農場は基本的にできる限り農産物を直接販売しているので普段から
お客さんに直接会う機会は多いのですが、実際に農場まで来ていただけると
自然や果樹、鶏たちに囲まれた環境でドリアンや卵、農場のストーリーを
じっくりお話できるので、農家としても大きなモチベーションになります(*ノωノ)

ドリアン収穫の毎日は本当に息をつく暇もありませんでしたが、
学びもたくさんあったので、少しずつこのブログを通して共有していきたいと
思います(*ノωノ)

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