こんにちは!Chihiroです(`・∀・´)
マレーシアでKTMという電車に乗ったことはありますか?
Keretapi Tanah Melayu Berhad、略してKTM。
マレーシア政府が完全所有している
マレーシア半島の主要な鉄道会社です。元国鉄です。
運賃は一般的に言えばリーズナブルですが、
運行頻度が少なく、
頻繁に故障も起こっています。
なので、このKTM・・・
絶対に乗ってはいけません((((;゚Д゚)))))))
・・・と、いうつもりはありませんが、
東京や大阪など、都会の電車に慣れている人にとっては
多少不便さを感じる電車だと思います。(^_^;)
しかも、旅行者にとってはわりと便利な電車なんですよね。
近場だとバトゥ洞窟(Batu Caves)、
遠いところでもイポー(Ipoh)や
ペナン島の対岸であるバターワース(Butterworth)にも行けます。
遠いところへ行くにも近いところへ行くにも便利なんですが、
これがまたひとクセもふたクセもある電車なんです。
今回クラン(Klang)に行く際にも
このKTMを久しぶりに使ったんですが、
まぁ、、、ため息の出るようなことがありました(^_^;)
いやぁでも、KTMはもう何回も乗っているんですが、
乗る度「もう2度と使わん!」
と心の中で決意しているんですが、
便利なので時間が経ったら
そんな決意すら忘れてまた使っちゃうんですけどねw
おおまかに言うと、KTMにはETSやコミューター(Komuter)など、
いくつか種類があります。
詳しくはこちらの記事でも解説しています(`・∀・´)
クランへはKTMコミューターを使用して行きました。
このクランへの往復で学んだKTMコミューターの使い方のコツを書いていきます。
Contents
時刻表はあくまで目安と考えるべし!
今回私はチケットトークンを買わずに
タッチアンドゴー(Touch ‘n Go)を使って乗りました。
タッチアンドゴーは日本で言うSuicaみたいなチャージカードです。
カードがない場合、チケットを買わないといけないのですが、
KTMの券売機は大抵壊れているので
基本的に窓口で買うことになります。
※ちなみに、2018年9月10日以降から、
チャージ式のKTM専用のカードが使えるようになります。
このチャージ式のKTMカードはKomuter Link Cardと呼ばれています。
チケットそのものにはRM5かかります。
しかし窓口が混んでいるととてつもなく
長い列ができていたりしてこれがため息モノ。(´・ω・`)
時間をムダに取られたくないので
事前にタッチアンドゴーにRM40をチャージ。
KLセントラルの改札でタッチしてプラットフォームに降りたら
ちょうどタイミングのいいことに電車が到着!(゚∀゚)
そしてなんと、
時刻表やプラットフォームの掲示板に表示されている
出発予定時刻の14分前に電車が出発しましたw
事前に時刻表で電車の運行頻度は確認しておくと良いですが、
詳細な時刻は覚えておかない方がいいと思いますw
KTM Komuterのタイムスケジュールは
頻繁に変わるので、
都度Webサイトから確認することをお勧めします。
http://www.ktmb.com.my/komuter.html
※2019/11/16以降最新時刻表
Batu Caves – Pulau Sebang
http://intranet4.ktmb.com.my/ktmb/uploads/files/train%20schedule/Commuter_Schedule_Archive/2019/JW%20%20BT%20CAVES%20-%20P%20SEBANG%20%20MULAI%2016%20NOVEMBER%202019.pdf
Tanjung Malim – Pelabuhan Klang
http://intranet4.ktmb.com.my/ktmb/uploads/files/train%20schedule/Commuter_Schedule_Archive/2019/JW%20PEL%20KLANG%20-%20TG%20MALIM%20MULAI%2016%20NOVEMBER%202019.pdf
田舎駅の改札でタッチアンドゴーに反応しない
私はポートクラン駅の手前、
カンプン・ラジャ・ウダ(Kg Raja Uda)駅で降りたのですが、
駅の改札がタッチアンドゴーに反応しなくて出られない事態発生(ToT)
困って駅の窓口にいたスタッフにどうしたらいいか
聞いてもマレー語で何を言っているかわからず・・・(T_T)
窓口手前の通り道についているタッチアンドゴー用の
白い機械を指差していたので、
これにタッチしたらいいのかと思い、
タッチしたらなぜか残額がRM30に…!(;´Д`)
運賃がRM10もするわけがないのはわかっていたので、
きっと何かの間違いと思い、とりあえずこれで駅を出ました…
田舎の無名な駅を使うときは
改札がタッチアンドゴーに反応しないことがあるので、
チケットを買って使う方が無難です。
白い機械にタッチするとRM10引かれる
帰りは別の駅から乗ったのですが、
そこでも普通の改札ゲートではなく、
窓口前の特別ゲートらしきところを通ったんですよ。
白い機械にタッチすると
またしてもRM10取られました…
なぜ・・・orz
KLセントラル駅で出るときは
普通に改札ゲートでタッチして出ることができました。
乗った駅で引かれたRM10とは別に運賃RM4.5が引かれていました。
もっかい言います。
田舎の無名な駅を使うときは
改札がタッチアンドゴーに反応しないことがあるので、
チケットを買って使う方が無難です。
人を待ってくれる
帰り道、
改札内に入ってプラットフォームへ向かうと
それに気づいたらしき駅員さんが
電車の出発を遅めて、私が乗り込むのを待ってくれていました。
KTMにしては優しいじゃん(`・∀・´)
時刻表の時間と比べたら1分オーバーしたのみでした。
まぁほぼ時刻通り。
オーバーチャージされた料金は返金申請が可能だが…
ネットで後で調べてみたら、やはりKTMでは
タッチアンドゴーを使わずにチケットを買う方がいいとの声が(ー_ー;)
白い機械でタッチして引かれたRM10はペナルティ料金のようです。
別にタッチ忘れしたわけでもないのにペナルティだと…?(´;ω;`)
オーバーチャージされた金額は
申請すると返金される場合があるようです。
なんとその申請方法は・・・
タッチアンドゴーの窓口(NU sentral@KLセントラル)に行き、申請するだけ。
ただし、
返金までに45分待たされるらしい・・・。
泣き寝入り決定・・・(;´Д`)
まとめ
今回私が得られた教訓をまとめるとこんな感じです↓
- 時刻表はあくまで目安
- 田舎の無名駅で乗降する場合はタッチアンドゴーはなるべく使わずチケットを買う
- 運が良ければ電車は待ってくれる
急ぎの時や約束事がある時は使わない方が無難です^^;
運行頻度が30分〜1時間と少なく、
時間が気になる日本人としては時刻表を参考にしがちですが、
KTM komuterに関して言うと時刻表はほとんど当てになりません。
KTM komuterに乗る時はおおらかな気持ちをお忘れなく!