こんにちは!日本に一時帰国中でひたすら魚貝類を貪ってます、Chihiroです(*´ー`*)
一時帰国してからちょうど1か月が経ちました。
日本は1年半ぶりだったのでやりたかったことも食べたかったものも山ほど盛り沢山!٩( ‘ω’ )و
しかし今回の一時帰国のメイン目的は
運転免許証の更新!!!!
私はマレーシア滞在中に2020年3月にロックダウンが始まって以降、日本に帰国ができず、日本の運転免許証を失効させてしまったんですね(;ω;)
有効期限は2020年の7月だったので、もう期限切れからほぼ1年が経ってからの更新となりました。
結論から言うと、免許証復活はできました(*´ー`*)いえす!!
しかしその復活までの道のりが意外と山あり谷あり富士山ありでして( ´_ゝ`)
↑今回見えなかった富士山(´Д⊂ヽ
というのも、ただの失効後更新だったらもっと簡単だったのですが、私の場合、
住民票無しかつ、
日本出国時のスタンプ無しという
無し無しづくしの状態での更新手続き。
こんな状態で本当に更新できるものかと。もはや崖っぷちでしたね・・・( ;´Д`)
まぁしかしこんな崖っぷちの窮地に立たされた私でもなんとか視力検査のみで免許証の再取得ができてしまったので、抜け道ってそれなりにあるもんだなぁと思いましたw
今回の記事では私と同じようにコロナ影響で全く日本に帰れず免許証の有効期限が切れてしまった方向けに、私が実際に行った手続きなどをさくっと書いていこうと思います(/・ω・)/
Contents
失効した免許証の再取得期限
まずは自分がお世話になる免許センターもしくは各都道府県警のWebサイトを確認しました。
「免許証 失効後 再取得 (自分の地域名)」でGoogle検索すると見つかりやすいです。
地域間でルールが違うということはないはずですが、再取得に必要な書類のフォーマットといった、微々たる違いがあるので、念のため自分が行く警察署もしくは免許センターのWebサイトを見ておいた方が安全です。
免許センターもしくは警察署のWebサイトで再取得の条件や必要書類、必要に応じて連絡先や受付時間を確認しましょう。
基本的に免許証の有効期限が切れてから3年以上経っても再取得は可能です。
ただし、その経過期間によって受験の必要な試験が異なってくるというだけの話です。
そもそも免許証の取得には以下の試験が存在します。
- 学科試験
- 技能試験
- 視力等の適性試験
基本的に学科試験および技能試験無しの視力等の適性試験だけで再取得できるのは失効から6か月以内とされています。
ただし、海外居住者は海外に滞在していたという理由、そして昨今はコロナがやむを得ない理由として認められていて、その場合は失効後3年以内であれば学科試験・技能試験が免除され、視力等の適性試験に合格すれば運転免許の再取得ができます。
もし失効後3年以上が経過しても、そのまま免許取り消しになるというわけではなく、学科試験と視力等の適性試験に合格することで再取得が可能になります。
平成13年6月20日、道路交通法の一部を改正する法律が公布されましたが、この法律の公布日前にやむを得ない理由が生じたものについては、失効後3年を経過しても、その理由が止んでから1か月以内に限り、所定の講習を受講することにより技能試験だけが免除され、視力等の適性試験と学科試験に合格すれば運転免許が取得できます。
運転免許証の有効期限は運転免許証に記載されています。
(「更新の案内はがきが届かなかった。」「仕事が忙しい。」などは、やむを得ない理由とはなりませんのでご注意ください。)
引用元: http://www.pref.shizuoka.jp/police/shinse/menkyo/shikko.html
ここで必ず押さえておきたいポイントは、失効後3年以内でも、3年以上でも、理由が止んでから1か月以内に再取得を行う必要があるということです。
言い換えると、海外居住者が海外滞在理由で更新ができなかった場合は日本に帰国してから1か月以内に再取得に行かなければなりません。
ここで気にしなければいけないのは、再取得にあたって必要になる準備物。
私の場合、一番ネックだったのはパスポートです。
先にも述べたように、私は以前、日本出国の際に自動化ゲートを通り、出国のスタンプを押してもらいませんでした。
出国スタンプがパスポート上に存在しないと、海外に滞在していたという証明をすることができなくなるのです( ;´Д`)
ここで必要となってくるのが、出入国記録の開示請求です。
出入国記録の開示請求
詳しい開示請求方法は下記のURLに詳しく記載されています。
出入(帰)国記録に係る開示請求について
http://www.moj.go.jp/isa/applications/disclosure/record.html
ですが私の場合、日本の住民票を抜いてある状態だったので、上のURLに記載されている本人確認書類の条件を満たすことができないと思い、どうしたらいいかを直接出入国管理庁総務課情報システム管理室出入国情報開示係に電話で聞いてみました。
そこで得られた回答は以下の一連ツイートにまとめました。
期限の切れた免許更新に海外滞在理由だとパスポートが必要で自動化ゲート通ってたら出入国開示請求しないといけないのにそれを取り寄せる時の本人確認に運転免許証が必要とか悪質なデッドロック
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 3, 2021
これについて「情報公開窓口及び個人情報保護窓口」に問い合わせてみました
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 15, 2021
帰国時に郵送で出入国記録の請求かつ住民票を戻さない一時帰国の場合、本人のパスポートコピー(写真ページ)と滞在先(実家など)の住人の滞在証明書と住人の方の住民票があれば請求可能とのこと。
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 15, 2021
2週間隔離で実家に戻れずホテルに滞在するとしても、滞在証明はその2週間分も実家に滞在している旨を記載すれば、証明書発行に約2週間かかるので、隔離終了のタイミングで証明書を入手できるとのこと。
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 15, 2021
滞在証明書にテンプレートはなく自由形式で問題ありませんが、免許センターに同じ証明書のテンプレがあるらしいです(要確認)宛名と滞在期間を忘れずに明記すること。
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 15, 2021
抜け道があってホッとしました。
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) February 15, 2021
滞在証明書(居住証明書)は県警のWebサイトにあり、ちょうど再取得の手続きにも必要だったのでそのままそれをコピーして使いました。
しかしネックだったのが、開示書類を受け取るまでの日数。
電話口で案内してくれた方は2週間と仰っていましたが、Webサイトで確認したところによると1か月程度かかると書いてありました。
1か月かかるとなると、失効後の再取得条件にある理由が止んでから1か月以内に再取得を行う必要があるという条件を満たすのが厳しくなります。
実際に私が日本に帰国したのが5/1。ちょうど祝日だったので滞在先住人の住民票を取るため6日まで待つことに(;´・ω・)
こればっかりは先に住民票を取っておいてもらえばよかったと少し後悔しました。
日本はGWに入って住民票取れなくなることなんてすっかり頭から抜け落ちていました。
それでもなんとか6日に開示請求の申請書類をポストに投函。
ギリギリになるだろうなぁと思いつつ、2週間待てども書類は届かず…。(´;ω;`)
業を煮やして再度出入国管理庁総務課情報システム管理室出入国情報開示係に電話して聞いてみました。
Chihiro: 申請書類を郵送してからちょうど2週間経ったんですけど、あとどのくらいかかりますか?(>_<)
出入国情報開示係の担当の人: 確かに7日に申請を受理していまして、もう調査と回覧は完了しているみたいなんですが・・・なぜかまたもう1回回覧に入ってますね。
え?また回覧?
いやいやいやいや。
ただ日本を出て帰ってきただけのたった2回の出入国になんでまた回覧入るんや(;´・ω・)と思いつつも。
出入国情報開示係の担当の人: 再度確認してみますので、一旦後ほどまたこちらからご連絡差し上げますね。ちなみにこの開示書類はどういった用途で使われるものでしょうか?
Chihiro: 運転免許証の再取得に必要なんです…!!
出入国情報開示係の担当の人: なるほど。(←とっても話が早いw) いつまでに必要といった起源はございますか?
Chihiro: えーと、来週の金曜までには必要なんですが…間に合いますかね(´;ω;`)
出入国情報開示係の担当の人: わかりました。ただ、基本的に開示請求には平均1か月かかるものでして、2週間でもかなり早い方ですので、間に合わない可能性があることも承知ください。
Chihiro: はい、わかりました。お願いします。
電話を待つこと約1時間。
出入国情報開示係の担当の人2 : 来週月曜日に発送できることになりましたので、よろしくお願いします。
Chihiro: 良かったです!!(´;ω;`)ご対応ありがとうございました!!
電話してみるものですな(*ノωノ)担当者の方々の迅速な対応に本当感謝しかありません。
ということで無事、出入国記録の開示書類をゲット。
ただ、火曜日には届くと思い、水曜に行こうと休みまで取っていたのですが届かず。
さすがに水曜の午前中には届くだろうと思っていたものの、免許センターの受付時間に1時間間に合わず再び断念。
せっかく休み取ったのに完全見切り発車でした(´;ω;`)
というか免許センターの受付時間、短すぎです(´;ω;`)
運転免許証の再取得手続き受付時間
これは私の行った免許センターの場合ですが、受付時間は13:00-13:20でした。
とっても短いので、逃さないためにも早めに行きました。
再取得の人だけでなく、普通に更新する人や交付を受ける人も入り混じっています。
受付時間や再取得の手続きに必要な持ち物は詳しく県警のWebサイトには記載されていなかったので、直接これも免許センターに電話して聞いてみました。
免許証再取得のために準備したもの・持ち物
免許証の再取得にあたって私が準備したものはこちらですo(・x・)/
- パスポート
- 出入国開示書類
- 有効期限の切れた運転免許証
- 住民票の除票(本籍地記載)
- 居住証明書
- 普通免許証用の証明写真
- 眼鏡
- マレーシアの免許証
- 現金
一つずつざっくり解説していきますね(゚∀゚)
パスポート
これは先にも述べたように、海外滞在していたという理由を立証するために必要になります。
出入国開示書類
これも先に述べましたが、海外滞在していたという理由を立証したいけどパスポートに日本の出入国スタンプがないという場合に必要です。
取得まで2,3週間かかるのに注意しましょう。海外在住者は特にスタンプは押しておくことに越したことはありません。
外国のビザ発給の際にも日本の出国スタンプが必要になることもあります。
自動化ゲートを通った後には必ずカウンターがあるので、ものぐさな人でも、いくら日本のスタンプが質素でつまらないと思っても、必ずスタンプもらうようにしましょう。
有効期限の切れた運転免許証
有効期限が切れたからといって、免許証は決して捨ててはなりませぬ(; ・`д・´)
棄ててしまう、あるいはなくしてしまうと余計な手続きがまた1つ発生してしまいます。
起源切れの免許証が手元にない場合は事前に免許センターに問い合わせてみましょう。
住民票の除票(本籍地記載)
住民票がない人に朗報です。住民票がなくても住民票の除票が本人確認書類として使用できます。
転出、死亡などで住民基本台帳から除かれたものを、除かれた住民票(除票)と言います。 令和元年6月20日、住民基本台帳事務処理要領の一部改正に伴い、除票になってから150年間保存することになりましたが、平成26年6月19日以前のものについては、保存期間が終了しているため、交付はできません。 住民票と同じように郵送でも請求することができます。
滞在証明書(居住証明書)
本人確認書類の1つとして、滞在証明書(居住証明書)が必要になります。
滞在先の住人に記入してもらいましょう。記入してもらう人にはお土産のBOHティーをお忘れなく。
免許証用の証明写真
半年以内に撮影された自動車免許証用の証明写真。縦3cm、横2.4cmです。
眼鏡
裸眼で視力検査に挑戦しましたが、右目の視力が悪すぎて断念。
今回も眼鏡ありで運転することになります。
(マレーシアでは眼鏡要らないんですけどね(;・∀・))
海外で取得した免許証
免許センターに問い合わせた際に、なぜか持ってくるように言われました。
この海外で取得した免許証がどんな活躍をするかは後ほど解説します。
現金
これまた免許センターの電話担当の方に、諭吉1枚持ってきてちょ、と言われました。(「ちょ」とは言ってないw)
書類審査
免許センターに行き、受付後には視力検査を行います。
視力検査を終えた後、書類確認の段階があります。
ここが意外とめちゃめちゃ重要なステップです。
準備した居住証明書やら出入国記録の開示書類やらパスポートやらマレーシアの免許証やらすべてを提出し書類確認を行います。
ここではなぜ有効期限内に更新できなかったのかといったことをを根掘り葉掘り聞かれます。
そこまで身構える必要はありませんが、1つだけ大事なポイントがあります。
それは、一貫して「コロナがなければ有効期限内に一時帰国して更新の手続きを行う予定だった」ことを主張することです。
そして担当者との書類確認を終え、免許証の発行手続きができたと呼び出された時、こう告げられました。
担当者: 免許証の色はゴールドになりますけど、今日から来年の今日の日付まで初心者マークは必要になりますので、そこだけ気を付けていただくよう、お願いしますね★
ふえっ!?(゚д゚)!
なんと意外や意外。ブルーだった免許証がグリーンに戻るかと思いきや、ゴールド(優良運転者)に昇進ですってよ、奥さんw
というのも、事前にネットで調べたところによると、失効後6か月超3年以内の再取得では、いくらやむを得ない理由があったとしても、ゴールドを引き継ぐことはできないという説が濃厚で、もうゴールドにはなれないと諦めていたんですよね(´・ω・)
それがなんとゴールドになれるなんて!!!!(∩´∀`)∩
無事、日本の免許取り戻せました。しかしゴールドに昇進できたのに1年間は初心者マークが必要というwちょっとまだ頭の中混乱してますw
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) May 28, 2021
しかしながら初心者マークは必要みたいですw
実はマレーシア免許も意外と日本で使えて。というのはマレーシア免許が取得から1年以上経っていれば初心者マークは不要になるという。
— Chihiro@農起業🇲🇾一時帰国中 (@durianhunter631) May 28, 2021
実は、海外で取得した免許証が取得から1年以上が経過していた場合は初心者マークは免除されるそうなのです(*ノωノ)
だから海外の免許証も持ってきてと言われたんですね~。
しかしながら私は最近取ったばかりなので、特に役には立ちませんでしたがw
まぁ初心者マークが必要といえど、ゴールドに昇進できてとっても嬉しかったです(*ノωノ)
再取得の手続き費用も最安の4450円で済み、座学講習も30分のビデオ視聴と5分の講義聴講で終了しました♪
運転免許証の12桁の数字の意味
私の滞在先の住人にゴールド昇進した旨を報告したら面白い話を聞かせてくれました。
免許証って、12桁の数字が記載されていますよね?
最初の2桁は取得地域のコード、その次の2桁は初めて免許証を取得した年を表します。
例えば今年初めて交付を受けた人なら2021年の21、1999年なら99といった具合です。
運転免許証が失効し再取得となった場合、取得日は最初に免許証をゲットした日にちではなく、再取得した日にちが記載されます。
しかし、この運転免許証の12桁の3桁目、4桁目で最初にゲットした日にちが分かるようになっているのです。
さらに、運転免許証を「更新手続きを忘れていた」といった理由で失効させてしまった場合、この12桁の数字の一番最後の桁の数字が1つずつ増えていくのです。
だから最初は全員0なのですが、再取得をする度に1ずつ増えていきます。
実はこの数字、クレジットカードの審査など、信用度の指標として使われていて、数字が大きいほどカードの審査に通らなかったり、ローンの申請ができなかったりと不利になっていきます。
だから、本来であれば運転免許証は失効させないに越したことはありません。
ですが、私が今回再取得をした際に12桁の最後の数字は0のままでした。
これは恐らく、「コロナがなければ有効期限内に一時帰国して更新の手続きを行う予定だった」ことをしっかり主張しておいたおかげだと思っています。
けど、もしこのご時世で自由に日本と海外を行き来できないのに自分の過失として加点されたら不服だったでしょう(´・ω・)
なので、必ず免許センターの担当者に聞かれた際はコロナがなかったら有効期限内に更新する予定だったことをはっきり伝えておきましょう。
再取得後の有効期限
私の場合は有効期限切れてから5年間有効ということで、次の有効期限は2025年の誕生日の翌月となりました。
まだまだこの情勢が落ち着くかわからないので、長めに有効期限が設定されているのはとってもありがたいです(*ノωノ)
と言ってもできたら日本へは年に1回くらいは息抜きに帰りたいんですがw
まとめ
いやぁ、免許証の件は去年からずっと気になっていたことだったので、今回の一時帰国で無事に再取得ができて本当に良かったです♪
これで今回の帰国の目的を1つ果たせました(∩´∀`)∩
さて、次はげんこつハンバーグ食べに行かなきゃw
日本への一時帰国で行った手続きやPCR検査などの詳細はこちらの記事にて綴っています(/・ω・)/