こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
今回は飲み物にも肥料にも土壌改良にも使える、
乳酸菌の培養方法と使い方を紹介します(*・ω・)ノ
乳酸菌は嫌気性菌であり、
酸素がないと、糖分を乳酸に分解します。
また、土壌内の通気性を良くし、
果樹や葉物野菜の早い生長を促すのにとても効果的です。
ただし、酸素のある所でも生き延びることができ、高温にも耐えられます。
Contents
乳酸菌(LAB)の使い方と効果
基本的には1000倍で希釈して使います。
- 植物の根や茎、葉に棲む微生物の同化能力を増強する。
- FPJと一緒に使うとより効果的。
- IMOと混ぜて土に撒くと、土は柔らかくなり、肥沃さを取り戻す。
- 500倍希釈のLABと300倍希釈のFPJを混ぜて家畜の飲用水として使うと消化機能が改善する。
- LABは果実や葉を大きくするのにかなり効果的。ただし生長後期になるにつれて使用量を減らしていくこと。
- 混合堆肥やIMOに混ぜると発酵は早く進み、混合堆肥が腐るのを防ぐ。
- 結実する野菜の栄養生長期に使うと、品質が良くなり長期保温ができる。
- 肥料の可溶性を増加させる。
- 不完全発酵の堆肥がアンモニア中和時に発生するガスのダメージを減らす。
- 強い殺菌作用がある。
- IMO3と混ぜて使用可能。
- 乳酸菌はリンを100-200ppm(parts / million)(100-200mlのLABと1000mlの水使用時)可溶化する。LABをリンが蓄積された土壌で使うと、溶けない形のリンを吸収する容量を増やし、リン分解の結果として、生理食塩水障害に打ち勝つのに役立つ。
- LABはいくつかの菌に対する抵抗力を持つ。
ちなみに、IMO3とはこちらの記事にて解説しています(*・ω・)ノ
乳酸菌の作り方
原材料
- 米のとぎ汁
- 未加工で沸騰させていないミルク
- 未精製糖
- 土性の壺、ガラス瓶
- ろ紙もしくはペーパータオル
- ゴムもしくはひも
手順
1. 米のとぎ汁をガラス容器の中に深さ15-20cmまで入れ、容器にろ紙で蓋をし、冷暗所に置いておきます。
2. 乳酸菌は23-25℃で繁殖し、酸っぱい香りがし始めます。
3. とぎ汁にミルクを加えます。ミルクととぎ汁の割合は3:1が理想的です。低温殺菌された市場のミルクでも大丈夫ですが、時々、店で購入したミルクが効果的でない場合があります。最も良いミルクは牛乳です。ミルクはとぎ汁よりも栄養分があり、乳酸菌がとても早く繁殖します。
4. 3-4日で容器は表面部分、透明部分、残渣部分の3層に分かれます。でんぷん、たんぱく質、そして脂肪はひょうめんに浮き、黄色い液体が真ん中に現れます。これが乳酸菌です。残渣部分は容器の底に溜まります。表面上の物を取り除き、黄色い液体部分を別の容器に保存し、冷暗所もしくは冷蔵庫に保管します。
LABの保存方法
1-15℃に気温が変化する時期、長期保存するには精製された乳酸菌の乳清を涼しいところに置きます。
直射日光の当たらない所に置きます。
LABを常温で保存するには、同量の未精製糖を入れて混ぜます。
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韓国式自然農法の基本はこちらの記事で解説しています(*・ω・)ノ