こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
所変わって現在シンガポールに短期滞在しています。
短い日程ではありますが、シンガポールのオーガニック系カフェ兼スーパーを訪問してきました。
その名もmahota。
日本語っぽい名前ですが、
上海のサンアイランドにある
仏塔(パゴダ)の名前を取っているとのことです。
オーガニックって言いましたけど、
企業理念的には自然共生とか、ロハスといった考え方に近いと思います。
今回はそんなシンガポールの自然共生系企業、
mahotaの施設や取り組みを紹介します(๑˃̵ᴗ˂̵)
Contents
mahotaとは
mahotaはもともと昔シンガポールで養豚を行なっていました。
都市化に伴い養豚業は廃止されましたが、
後に上海に進出し、農場やゴルフ場、
釣り、ボート、乗馬などを体験できる
大きな農場リゾートにまで発展しました。
シンガポールでも、同グループ内で
PRIME SUPERMARKETなどの事業を展開しているようです。
養豚業が始まりなので持続可能な農業や食が
mahotaの理念の基軸となっています。
自分たちの手で良い食を作り上げることから発展し、
食べ物だけでなく生活を支える身の回りのものや
人々の健康、生活スタイルまで、
できるだけ環境や人に良いものを提供し、
良い食を通じて人と人とがつながる空間を提供・共有しています。
mahota pantry -カフェ-
mahotaのカフェの中はほっこり暖かみのある雰囲気(*^^*)
コースドプレスのミックスジュースをいただきました(*´∀`*)
ゴーヤ、ロメインレタス、セロリ、グリーンペッパー、梅抽出物、チアシードのスロープレスジュース。
いろんな香りが口の中にたちこめてきます。オーガニックで葉物野菜の優しい香りがします♪
チョコとクッキーもいただきました。
クッキーにはLaksa Leaf(ラクサリーフ)が混ざっているとのこと。
Laksa leafはこちらの記事で紹介しているNasi Kerabu(ナシケラブ)という青色のごはんに使われるハーブの1つでもあります。
別名Vietnamese coriander(ベトナムコリアンダー)、dawn kesum(ダウンケソム)とも呼ばれています。
クッキーってバターの香りがするのが一般的ですが
このクッキーはこのハーブのおかげで食べた瞬間サンバルソースを思い出させるような香りでした笑
1番左のチョコはココナッツが混ざっていたので、
全部一緒に食べたらナシルマの味になりそうなスイーツたちでした( ´∀`)笑
mahota専属のシェフが提供するスイーツも含め
料理すべてのレシピを考えているそうです。
mahota kitchen -レストラン-
お昼はランチセットをオーダーし、鴨肉をいただきました!
肉はもちろんブロッコリーや芽キャベツ、スイートポテトといった副菜も美味し(*´∀`*)
写真は撮り忘れましたが前菜のスープも化学調味料の入っていない飲みやすいお味♪
mahota market -マーケット-
オーガニックワインや
野菜やお肉、卵など生鮮食品も揃っています。
体に優しい日用雑貨コーナー
ガラス製マイボトル
プラスチックは最近プラスチック容器に含まれる化学物質が内容物に溶け出すことで問題になっています。
ガラスはプラスチックと違い、BPA(ビスフェノールA)といったような害のある化学物質を含まないため、人が消費する食べ物や飲み物に溶け出すものがなく、味もより良くなります。何回も使用し続けることができるでなく、100%再利用も可能で、アメリカやヨーロッパで厳しい基準の元作られているガラス製マイボトルです(๑˃̵ᴗ˂̵)
外側がゴムで覆われているので、落としにくく頑丈そうです( ´∀`)
米わらの食器
米わら80% 、BPAを含まない植物性デンプン20%で作られた、生物分解が可能な食器。
mahota中医診所 -クリニック-
なんと中医クリニックまでもあります。
内科、小児科、産婦人科、鎮痛、養生、マッサージなどなど。
健康に関するイベントも行っているようですよ!
mahota life -開催イベント-
mahotaでは生活や健康をサポートするためのイベントを定期的に行っています。
ヨガや禅、瞑想、ストレッチ、日曜朝のウォーキングなどなど。
mahota commune内の掲示板にイベントとその内容が掲示されてます(๑˃̵ᴗ˂̵)
mahota space -コラボスペース-
例えば上の写真は東京の自転車ブランドとのコラボ。
なんとヘルメットもここで購入できちゃいます(๑˃̵ᴗ˂̵)
mahotaに関わるパートナーの方などとのコラボスペースがあちこちに設置されています。
mahota preschool -保育園-
なんと近接した建物内にmahotaのプレスクールがあるんです。
プレスクールは大体2歳半から3歳までの子が入る保育園のようなところです。
週1回外に出て自然とふれあう体験があったりなど、環境や農の考えに根ざしたmahotaの理念がよく反映されています。
まとめ
mahotaは農から始まった自然系・オーガニック系企業ではありますが、
彼らは素材を活かしたデザインや景観などにも重きを置いているようでした。
プロのデザイナーがmahota communeの空間や内装をデザインしていたりなど、
もともと養豚業ををやっていた企業とは思えないほど
洗練された空間がありました。
育てた食材を活かすためにレストランや中国医学、
教育、ライフスタイルという観点から価値を高め、
それにデザインを加えることで洗練したイメージを作り、
シンガポールのオーガニック、自然派志向の人々に受け入れられやすい
ブランディングをうまく行なっている印象を受けました(*・ω・)ノ
http://www.mahota.sg