以前、こちらの記事でマルベリー増産計画のため、挿し木・取り木を行なったという記事を書きました。
先日ファームに行ってその後のマルベリーの様子を見てきましたよー(´∀`*)
Contents
挿し木ビフォーアフター
挿し木開始(2017年6月6日)
挿し木開始から38日後(2017年7月14日)
数が多くて比べにくいですね( ̄▽ ̄;)
38日後にもなんとか生き残っている挿し木を赤丸、枯れてしまった挿し木を青バツでマークしてみるとこんな感じです。
挿し木の結果
生き残って成長しているマルベリーが23本、枯れてしまったマルベリーが18本でした。
生存率は56%。挿し木初体験にしてはまずまずではないでしょうか(*´∀`)
挿し木成功のポイント
ビフォーとアフターの写真をそれぞれ見比べてみると、やはり生き残っている挿し木にはある共通点があるように思えます。
もしかしたら私の思い込みかもしれませんが。。。
生き残った挿し木の共通点は
挿し木の枝が古い(緑色ではなく茶色い)こと、
そして木がより太いことだと感じました。
剪定していてもわかるのですが、マルベリーはとにかく成長が早い!
剪定から1か月しか経ってないのに私と同じくらいの高さだったマルベリーが余裕で2m以上の高さになっていたり、
剪定して切り落とした枝が5分と経たないうちに水分がなくなって葉がしわしわにしおれてきたり。
剪定したら実もがんがんたくさん成って2か月程度で収穫できますし。
だからきっと若くて細い緑色の枝を挿し木にしても、根の発達が葉や枝の成長に追いつかなくて水分が行き渡らずに枯れてしまうのかなと思います。
取り木ビフォーアフター
取り木開始(2017年6月9日)
取り木アフター(2017年7月14日)
取り木部分にフォーカスしたアフター拡大図です↓
赤い根っこが出てきているのがわかりますか??(*´∀`)
取り木の5本中2本は根っこが発達してきて成功していました♪
3本は残念ながら根が出てきていませんでした。これ以上待っていてても根は出てこない気がしますが念の為そのまま放っておくことに。
成功した2本は土袋ごと枝を切り取り、植え替えます。
日当たりのいい場所、軽く土を掘って植えます。
根っこが切れないように。傷つかないように。土袋と針金は取り除いて土ごと植えますよ!
今後の成長がとっても楽しみです!\(^o^)/
挿し木も早く地面に植え替えしよう!
まとめ
今回、挿し木も取り木もどちらも特別な発根剤や専用の土、水分を保持するのを支えるための藻を使っているわけではありません。
農場にある土で肥えていそうなものを選び、挿し木・取り木を行った後は1日1回もしくは2回朝と昼に水やりをしていただけです。
これで特別な材料はなくても挿し木・取り木ができるということの証明になったと思います。
もちろん木の種類や天候など様々な要因があるとは思います。
水やりは私の滞在期間が短くて挿し木・取り木を行った最初の3,4日間のみしかできなかったため、その後も毎日水をやって観察していたら変わったこと・わかったことがあったかもしれません。それが少し悔やまれますが、今後もマルベリーが実を着けられるように見守っていきたいと思います(*´∀`)