こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
実は先日の土地調査で、
こんなフルーツ見つけちゃいました(・∀・)
明らかに野生のフルーツなんですが、
デカいし赤系の映える色してます。
見つけた瞬間テンション上がらないはずがない(*≧∀≦*)
隣でトーチジンジャー(ブンガカンタン)を
栽培してるおばちゃんに聞いてみました。
私:「ねぇねぇ、見て見て!野生っぽいフルーツ成ってるよ!!」
おばちゃん:「それねー、サルですらも食べないのよ〜。きっと美味しくないんじゃない?」
おばちゃん、トーチジンジャーをサルに食べられていることを
相当根に持っているご様子w
確かに花は食べるのに実は食べないってなかなか道理に合いません。
おばちゃんも食べたことはないらしい。
ますます好奇心が疼きますw
けど触ってみると結構堅い。
熟していそうな赤い果実ですらも堅い。
とにかく堅い。
味見しようにもナイフもないし・・・
せっかくなので、おばちゃん承認のもと、
お持ち帰りしました(=´∀`)笑
収穫してみると、ちぎった茎からベタつきのある
樹液らしきものがじゅんわり。
一体こやつ、何者なんだろう・・・(´⊙ω⊙`)
インドネシアの友人に聞いてみると、
このフルーツはタマリロ説浮上。
※タマリロは別記事にて解説します。
けどタマリロにしてはちょっと大きくないか・・・?
野生だからか・・・?という感じ。
植物の感じからして、ツル性なのでトマト系にも思えますが、
葉っぱの形的にはウリ科のようにも見えます。
とにかく謎めいた野生フルーツ。
そしてついに収穫して1週間後、開封の儀!!٩( ᐛ )و
Contents
レアフルーツいよいよ入刀!
さすがに1週間も追熟させたので
押すとふんなり。
かなり柔らかくなりました。
とりあえず切り方もわからないので、
横にまっぷたつw
すると、なんと衝撃の光景が・・・・・・(´⊙ω⊙`)
・・・見たいですか?
ほんとに見ますか?w
もしかしたら心臓の弱い人は見ない方がいいかもですよ!?w
覚悟は良いですか!?
いきますよ!!!?
はいっ(*・ω・)ノ
切った瞬間、目玉が飛び出るかとw
果肉がなんというか、どす黒い笑
これ毒なのかなぁw
あれぇ、タマリロってこんな感じだったっけ?
食べたらお歯黒になるよね絶対w
まるでイカスミと同レベルのどす黒さwww
いやでもかろうじて皮周りのオレンジの部分は
きっと食べられるんじゃないか・・・?
インドネシアの友人に、これは本当にタマリロかと
聞いてみたところ、やっぱりタマリロではないことが判明。
どうやら野生のフルーツで、薬に使うのが一般的。
食べたらお腹壊すよ、とのこと。
薬として服用するなら毒ではないんだろうし、
ここまで持ち帰っておいて食べてみないのは
なんというかもったいないなぁという気がして、、、、
少し味見してみました(・∀・)
レアフルーツの味
種周りのイカスミ部分はさすがに怖いので、
オレンジの部分をかじってみると、、、
ちょー苦_(:3」z)_
フルーツだと思ってがっつり食べると痛い目に遭いますw
レアフルーツの正体
しかし最近、
このイカ墨タマリロもどきレアフルーツの正体が判明しました。
なんとインスタで同じフルーツを発見しまして、
フルーツの写真をUPしていた主に聞いてみたら名前が判明しました。
このフルーツの名はずばり、
Trichosanthes tricuspidata subspecies Javanica Duyfjes
(読み方がわからぬ・・・(;・∀・))
調べてみると、日本語名はオオカラスウリでした。
(これでイカ墨タマリロもどきなんて名前で呼ばなくて済みますw)
しかし厳密にいうとオオカラスウリとも違うようで、
正確に言うと、
オオカラスウリ亜種ジャバニカデュイフィェス
といったところでしょうか。
(言いにくいのでやはりイカ墨タマリロもどきが一番ですねw)
けど「カラスウリ」ってどこかで聞いたことがあるような・・・
と思い、調べてみたら、
ガックの別名がナンバンカラスウリでしたね!
ガックって何?という方はこちらの記事をどうぞ(*・ω・)ノ
ガックは果肉が赤く、リコピンがトマトの10倍含まれていると言われています。
ジャバニカデュイフィェスは
マレー半島、シンガポール、ボルネオ島、インドネシアの
道脇や森、山中の海抜500mまでの範囲に自生しています。
緑っぽい黒い果肉は極度に苦く、根や葉、果実は
アーユルヴェーダやシッダ医学、ユナニ医学に使用されているようです。
まとめ
いやぁ、レアでもなんでもありませんでしたw
マレーシアやインドネシアの至る所に自生しているみたいです。
でもこういう野生のフルーツを見つけたりするのもまた土地調査の醍醐味ですね♪
マレーシアの美味しいフルーツはこちらの記事で紹介しています(*・ω・)ノ