こんにちは!Chihiroです(/・ω・)/
マレーシアにはこれまでたびたび来ていますが、
最近初めて…
生のサワーソップをいただきました!\(^o^)/
サワーソップは↓このフルーツ♪
サワーソップは見た目トゲトゲしていますが
このトゲ、実は見掛け倒しw
トゲはふにゃっとしていて柔らかいんですよヽ(=´▽`=)ノ
こんな感じにジュースもよく見かけますね。
当記事ではサワーソップの栽培・味・栄養・健康効果について紹介します。
Contents
サワーソップとは
サワーソップはアメリカ大陸原産の常緑広葉樹。
サブサハラの熱帯地方にも自生しており、
最近は東南アジアでも多く栽培されています。
サワーソップはバンレイシ科バンレイシ属の植物。
チェリモヤと属名まで同じですが、
外見はチェリモヤやアテモヤよりもサワーソップの方がトゲトゲしていますね。
チェリモヤは最近日本でも栽培され始めてきていますね。
チェリモヤやアテモヤ、サワーソップといった
バンレイシ科のフルーツの違いについてはこちらの記事に詳しく書いています(๑˃̵ᴗ˂̵)
サワーソップは英語でSoursop。
和名はトゲバンレイシ。
マレー語でDurian belanda(ドリアンブランダ)。
中国語で紅毛榴蓮もしくは刺果番荔枝。
フィリピンだとGuyabano(グヤバノ)と呼ばれています。
このサワーソップもドリアンやジャックフルーツと同じように、
太い枝からぶら下がるようにして実が成るんですね(*´ω`*)
バンレイシ科は熱帯で育つものが多いんですが、
日本のような温帯でも栽培できる
ポーポーというバンレイシ科のフルーツもあります。
サワーソップとはまた少し違う味なんですが、やみつきになる味(*’▽’)
詳しくはこちらの記事にて紹介しています♪
https://www.durianhunter.com/archives/pawpaw.html
サワーソップの味
サワーソップの気になるお味のほどは、
Wikiで調べたところ・・・
サワーソップの香りは、「イチゴとパイナップルの組み合わせに、バナナやココナッツを思わせる下にあるクリーミーな香りと対照的な酸っぱい柑橘系の香りが加わった物」とされる。甘味とさわやかな酸味があり、果汁が非常に多い。
引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%97
はいっ(-ω-)/
一言、言わせてもらっていいっすか・・・?
えっと、、、
イチゴとパイナップルの組み合わせって言われて、
「あぁー!あんな感じねー!★」
ってなるかいな⁉⁉( ̄д ̄)
いやぁ、味を言葉で表現することはもちろん
これでは味を想像するのも難しい・・・( ̄д ̄)
え、じゃあ私ならどう表現するかって・・・?
実際に食べてみて★(/・ω・)/ ←責任放棄w
ちなみに、横に切った断面はこんな感じ。
実際に私が食べた時の味の印象は
さわやかな甘さがあり、ちょびっと酸っぱい
という感じでした。
味はカカオの実にも似ています。
上の写真のとおり、
実は白くて形はパイナップルのように繊維状ですがとってもクリーミーです。
サワーソップの食べ方・剥き方
ジャックフルーツのように簡単に皮から実を剥がせるのも特徴です。
実が熟しきっていないと、固いのでナイフを使いながら皮を剥くといいですよ!
未熟なサワーソップは室温において追熟させた方が
甘くなって食べやすくなります。
種や軸の周りは黒くて苦いので取り除いて食べましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)
水分が多く含まれていて、ドリアンほどではありませんが
とてもねっとりもっふりしています。
例えるなら
パサつきやガサつきのないジューシーなわたがしという感じ。
確かにこれはジュースで飲んだら美味しいやつですわ(*´ω`)
砂糖なしでフレッシュジュースとして飲みたい!
東南アジアでは生食以外にもアイスクリームやスムージーにするのも一般的。
マレーシアだとアイスカチャン(Ais Kacang)という
あんみつのようなローカルスイーツのトッピングに使われたりもしますね♪
このサワーソップを一緒に食べたインドネシアの友達は、
「これは化学肥料使ってるから風味と味が全然ないね」って言っていました。
そんなこと言われたら化学肥料を使わずに自然の力で育った
サワーソップを食べてみたくなるじゃんかよ…!!(*´﹃`*)
・・・自分で栽培してみよかw
サワーソップの選び方のポイント
ここからは美味しいサワーソップを見極めるポイントを2つ紹介します(/・ω・)/
触ってみて少し弾力があるものを選ぼう!
サワーソップは名前に「サワー」とある通り、酸っぱさがあります。
スーパー等で売られているサワーソップは基本的に
熟す前に収穫されているので未熟なことが多いです。
未熟なサワーソップは皮も剥きづらく、
なによりとても酸っぱくて硬いです。
酸っぱいのが好きな人はそれでもいいかもしれませんが、
私のおすすめは皮を軽く指で押して弾力のあるものを選ぶこと!
押す力を強めると皮が破けることがあるので
売り物を傷つけないよう力加減には注意しましょう。
あと1日経ったら悪くなって食べられないかな、
くらいに思える熟し加減のものが食べ頃です。
外皮が黒くなったサワーソップが売られていることもありますが、
腐っていることが多いので、
なるべく黒く腐っていないものを選ぶといいですね。
最初のうちは硬くても1,2日置いて追熟させると
柔らかく甘くなり、皮も簡単に実から剥がれますよ(*’▽’)
ちなみにもう1つ大事なポイント。
冷蔵庫に入れてしまうと追熟しません。
これはバンレイシ科のどのフルーツにも共通することですが、
追熟させたい場合は室温で保管しましょう。
外皮を指で軽く押して弾力が出てきたら熟した証拠。
逆に熟しきった後は冷蔵庫に保管してもOKです♪
外皮が薄い緑色のものを選ぼう!
濃い緑色のサワーソップは未熟で固いものが多く、
主に調理用として使われます。
生で食べるなら明るい緑色のサワーソップを選びましょう!
サワーソップの健康へのメリットとデメリット
健康メリット
サワーソップにはビタミンC、ビタミンB、そして数多くの抗酸化物質が含まれています。
サワーソップの果汁はもちろん、
粉砕された種や、煎じた葉も自然の薬として使われています。
代表的な健康メリットは以下の通り。
-
- ウイルス性疾患の防止
- 抗炎症作用
- 呼吸窮迫
- ストレス抑制
- 美肌効果
- 抗ガン作用
- 免疫系の強化
- 胃腸の健康維持
- 鎮痛機能
バンレイシ科に特有のアセトゲニンやキノロン類およびアルカロイド類に抗酸化作用があり、ガンや腫瘍の抑制に直接的に関係しているとのこと。
このバンレイシ科にしかないアセトゲニンは異常な細胞の成長への
血流を遮断し、乳がん、すい癌、前立腺がん、および肺がんの治癒に関係しています。
抗酸化作用に抗ガン作用…!マンゴスチンとも似ていますね^^
実に栄養がたっぷり入っている植物は葉や種も栄養豊富なんですね♪
健康デメリット
カリブ諸島での研究によると、高濃度のアンノナシンが原因で、
サワーソップの摂取と非典型的なパーキンソン病様症状の発症に関連があることが示唆されています。
アンノナシンはサワーソップを含むバンレイシ科に属す果物に含まれるアセトゲニン系化合物。
最近の研究によると、アンノナシンを日常的に摂取したネズミはパーキンソン病などの脳損傷を発症したとのこと。
なんでも食べすぎはよくないですね( ̄д ̄)
まとめ
サワーソップももちろんなんですが、熱帯フルーツに抗酸化作用や抗ガン作用があるって知ると、やっぱり熱帯フルーツの力は偉大だなと感じます(*´ω`*)
実が成るのにも3年以上長くて10年以上もかかったりするので
その分、実にいろんな栄養と美味しさが詰まっているんでしょうね(*’▽’)
日本ではなかなかお目にかかれないサワーソップ。
マレーシアなど熱帯地域で見かけたら是非食べてみてくださいね!(^O^)
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