こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ
先日久しぶりに映画館で映画を観てきました。
観たのは、
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム。
とてもメッセージ性の強いストーリーでした。
スパイダーマンの映画はいつも自分に元気や勇気を与えてくれるので大好きなんですが、
今回特に印象的だったシーンが、
スパイダーマンがクライマックスで
敵を倒す時に目を閉じたこと。
これまでは敵の作り出す幻像に対して
防御して、攻撃して、
それでもキリがなくて、なかなか敵を倒せない。
けど最後、ゆっくりと目を閉じることで
敵のいる場所を正確に把握し、倒すことができた。
これって、現実世界でも同じだと思うんですよね。
今、自分は一体何を見ているのか?
目の前にあるものは、敵は、幻像ではないか?
現実世界での「敵」って、
要は自分の恐怖心だと思うんですよね。
例えば、私は今まで自分から知らない人に話しかけるのって、
怖くて全くできませんでした。
典型的な人見知りです。
でもある時、1人で電車に乗ってた時、
水を飲もうと思ったんですが、
ペットボトルの蓋が全然開かなかったんですね。
↑マレーシアあるあるw
自分じゃどうしようもないから誰かに頼もうと思い、
勇気を振り絞って前に座っていたふっくら系のにいちゃんに話しかけて、
蓋を開けてほしいってお願いしたんですね。
そしたら何のことなく笑顔で開けてくれました。
こちらも笑顔でありがとうとお礼を言い、
安心感と嬉しさでその日は1日中ウキウキした気分でした。
今まで自分は知らず知らずのうちに自分の恐怖心を誰かに投影して
怯えていただけだったんです。
けどそれは知らない人に限らず、知っている人にも
その恐怖心を投影することがあります。
恐怖心があるから直接言わずに自分で抱え込んでしまう。
抱え込んで、どうしようもなくなって問題化する。
初めっからもっとちゃんと話していればこんなことにはならなかったのにって。
いっつも後になってわかるんですよね。
相手のことがわからないから怖くなる。
真の敵は自分の恐怖心だったっていう。
日常生活でも、自分の恐怖心に囚われていないか、
スパイダーマンのように目をつぶって
自分の心や感情を見るように意識すること。
真実を見なきゃいけないからこそ目をつぶる。
逆説的ですが、その通りなんですよね。
スパイダーマン扮するピーターが
普通に同級生と平和に旅行したいと言うのも、
これまで危険な目にあってきたからこそです。
平和が相対的なものであるからこそ、平和が存在するのです。
視点を変えて動けば恐怖は恐怖ではなくなる。
ということを、
スパイダーマンに教えてもらいました。
自分の恐怖心、乗り越えたいですね(`・ω・´)