こんにちは!最近見事、月餅の誘惑に打ち勝ちました、
絶賛お菓子断食中のChihiroです(/・ω・)/
先日Bentongの市場に訪れた時のこと。
実はチェプ以外にももう1つ見知らぬフルーツと出逢ったんですね♪
ちなみにチェプ(ボタンマンゴスチン)はこちらの記事にて解説しています(*´ω`*)
チェプ(ボタンマンゴスチン)の出店の向かいに
佇んでおる見知らぬフルーツ・・・(; ・`д・´)
何やら見たことありそうでなかったフルーツ。
早速お店のお姉ちゃんに聞いてみました(∩´∀`)∩
Chihiro:お姉ちゃん、これ何?
お店のお姉ちゃん: タンポイよ。食べてみる?
試食させてくれました(*´ω`*)
実はタンポイのことは前に風の噂で聞いたことがあったので、ついに巡り会えたかと思うとテンション爆上げ(∩´∀`)∩
しかも果肉がまるでマンゴスチンのよう(*´ω`*)
今回はこのタンポイの味、栽培、食べ方、栄養価について紹介します。
Contents
タンポイ(Tampoi)とは
タンポイはバラ類キントラノオ目コミカンソウ科ランバイ属、
学名はBaccaurea macrocarpa。
別名Larah(ララー)、Kapul(カプル)、Merkeh(メルケ)、Ngeke(ゲケ)、tampoi bulan(タンポイ・ブラン)。
ランバイ属には少なくとも50の異なる種があり、それらはすべて同じ地域に自生しています。
タンポイの原産地はボルネオ島およびマレー半島、スマトラ島、ジャワ島の熱帯雨林です。
果実は大きく、オレンジ色の果皮と白い果肉を持ちます。
タンポイもジャックフルーツやジャボチカバ、ドリアンと同じく、木の幹や枝に直接ぶら下がる系の熱帯フルーツです(/・ω・)/
現時点においてマレーシアで正式に登録されているタンポイの品種はありません。
広葉樹の幹は薪として使用でき、大きな幹は家具に加工できます。
タンポイの木には深刻な害虫をがいません。
ほとんどのタンポイ果実は、農薬を散布したり化学肥料を施肥したりしていないため、「有機果実」と言えます。
タンポイの栽培方法
タンポイは雌雄異株で、雌木は幹や大きな枝に直接実をつけます。
果実は年中収穫可能ですが、ピークシーズンは冬と春の初め頃です。
厚い樹冠を持ち、6-20mの高さにまで達します。
雄花のサイズはわずかに小さく(2mm)、女性の花のサイズは大きく約4.5mmです。
受粉は、風やアリやトカゲなどの昆虫によって自然に起こります。
茎から生じるタンポイの果実は、若い時は緑色で、熟すと薄茶色になります。
タンポイの栄養価
タンポイ果実は有益なフェノールとフラボノイドに富んだ供給源であり、カロテノイドを含んでいます。 果肉には高レベルの抗酸化物質が含まれています。
タンポイの味
タンポイは大きい果実の割には果肉がめちゃめちゃ少なく薄いです(;・∀・)
その代わりに種がしっかり大きめです。
そして味は、例えるなら垢抜けないマンゴスチンというか、惜しいランブータンというか・・・
美味しいんですけど、やはり他の同類系の味のトロピカルフルーツを比べるとどうしても物足りなさを感じてしまいます( ̄▽ ̄;)
そして少しえぐみを感じます。酸っぱめです。
果肉はまるでマンゴスチンなのに、マンゴスチンのような味を期待してかぶりつくと少しショックを受けます(;・∀・)
ボタンマンゴスチンと比べるなら個人的には断然タンポイよりボタンマンゴスチンの方が美味しいと感じました。不味いわけではないんですけどね(´Д⊂ヽ
冷やしたら美味しくなるかと思い冷蔵庫にも入れてみましたが、あまり常温と変わらなかったですw
タンポイの食べ方
タンポイは生で食べるほかに、シチューに加えたり、ピクルスにしたり。
マレーシアの先住民はお酒にして嗜んでいるようです(*ノωノ)
タンポイは皮に頭から底に向かってスジが3本縦に入っているので、そのスジに沿って親指で皮を割るようにして剥きます。
タンポイの購入方法
私はBentong(ベントン)の朝市で発見しましたが、クランタン州やパハン州でよく栽培されているようです。
価格は1kgあたりRM5でした。
まとめ
タンポイはランバイ属なのでランバイの兄弟みたいな存在ですが、個人的にはランバイの方が好きですかね( ̄▽ ̄;)
見た目はマンゴスチンみたいで美味しそうなんですけどね。
しかし実はタンポイには他にもいくつか種類があるみたいなので、他の種も探して食べてみたいですね(/・ω・)/
参考
https://specialtyproduce.com/produce/tampoi_fruit_11288.php
https://animhosnan.blogspot.com/2013/05/buah-tampoi.html