こんにちは!Chihiroです(/・ω・)/
今回は自分の備忘録として
タラップの栽培方法をまとめました(/・ω・)/
ちなみにタラップとはこんなフルーツです↓
私もまだ食べたことがないので、近いうちにボルネオ島へ行って食べてみたい
フルーツの1つです♪
Contents
タラップとは
タラップは、クワ科の顕花植物の一種です。別名マラン、マダン、ティマダン、
テラプ、タラップ、グリーンペダライ、またはジョヘイオークと呼ばれています。
タラップはジャックフルーツやブレッドフルーツ(パンノキ)と同じ
クワ科パンノキ属のフルーツですが、タラップは
ジャックフルーツやブレッドフルーツ、チェンペダックよりも
優れていると言われています。
タラップはドリアンを思い起こさせるような強い香りを放ちますが、
その匂いは主に果皮から出ています。
果肉の味はジャックフルーツに近く、ドリアンが嫌いでも食べられるという人もいます。
タラップの果皮は柔らかく鋭利でないトゲに覆われています。
白いタラップの果肉は甘く柔らかくてクリーミーです。
タラップの分類
バラ類(Rosids)バラ目(Rosales)クワ科(Moraceae)パンノキ属(Artocarpus)
Artocarpus odoratissimus
タラップの品種
マレーシアではタラップの品種は登録されていませんが、
近似種はいくつか発見されています。
タラップの近似種
Artocarpus sericicarpus(peluntan、gumihan、pedalai、または
tarap buluとして知られている)とArtocarpus sarawakensis
(pinganまたはmountain tarap)の果実は、タラップと非常によく似ており、
しばしば混同されます。 これらの種は両方とも同じ地域に自生しています。
しかし、それらは熟したときの外観に基づいて区別できます。
Artocarpus sericicarpusは、大きなランブータンのような毛を持ち、赤く熟します。
Artocarpus sarawakensisは、A。odoratissimusの形をしていて、
オレンジ色であるため、さらに注意が必要です。
カーネルセクションが小さくなっています。
タラップの原産地
ボルネオ島(カリマンタン島)が原産地と言われています。
タラップの栽培適地気候
北緯15度より南側で摂氏7度以下にならない海に近い地域で生育します。
タラップの樹形
タラップの葉は濃い緑で長さが16-50cm、幅11-28cmあります。
木は樹冠を広げとても大きくなります。
タラップの栽培方法
栽培土壌
砂質や粘土質の土壌で育ち、水はけの良い土壌を好みます。
主根が地中深くに伸びます。
pH
最適なpHが言及されている情報ソースはありません。
繁殖方法
タラップは種子から繁殖します。
種子は約4週間で発芽します。
Artocarpus elasticusとArtocarpus altilisの台木に接ぎ木することで繁殖も可能です。
エアレイヤー(取り木)はジャックフルーツでは成功していますが、
タラップでは成功していません。
株間
株間は12-14m。雨季の初めに定植するのがベストです。
樹木の高さ
野生であれば高さ12~25mに達する常緑樹です。
亜熱帯地域では6m程度まで生長します。
葉の長さは16〜50 cm、
幅は11〜28 cmで、ブレッドフルーツと似ていますが、
葉が少ないです。 多くの木は、成熟すると葉を失います。
施肥方法
最初の2、3回の乾季には定期的な除草と灌漑により、良好な成長が保証されます。
植え付け後、梅雨の終わりに向けて、100〜200gの硫酸アンモニウムで施肥されます。
結実した木には、年に2回、ツリーごとに0.5〜1kgの完全な肥料が与えられます。
剪定は枯れた枝の除去に限定されています。
新芽と花芽の発育
長く柔軟な小枝の先に結実し、重たく壊れやすいため収穫が困難です。
受粉方法
雌雄同株で、同じ木に雄花と雌花が咲きます。
花は、雄花も雌花も両方が電球の形をしたサイズの果物のように見えます。
雄花の花粉は花粉を放出した直後に地面に落ちますが、
雌花はとげのある突起で覆われた大きな丸みを帯びた
ほぼサッカーサイズの果物に成長し続けます。
剪定
剪定は枯れ枝の除去のみで、ほとんど不要と言われています。
収穫
タラップの木は早く生長し、4~6年で結実します。
果実の重さは約1kgで1haあたり4~6トンの収量があります。
果実は長く柔軟な枝の端に生え、熟した果実は重く、壊れやすく、
収穫のために手が届きにくい。成熟した果実は通常、
長い竹の棒の端に取り付けられた湾曲したナイフで収穫されます。
貯蔵寿命は非常に短く、開けたらすぐに食べてしまいましょう。
木は季節ごとに約180個の果実を生産します。
タラップの活用方法
果実
タラップの果実は酢漬け、真空揚げ、アイスクリーム、ゼリー、
ジャム、ジュースなどの加工品が開発されています。
種
煮沸や焙煎することで種まで消費されます。
フィリピンでは、種皮からコーヒーやナッツバターが開発されています。
まとめ
タラップはかなりマイナーなフルーツなためか、
栽培方法に関する情報がなかなか見つかりませんでした(;・∀・)
ボルネオ島ではよく見かけるフルーツみたいですが、マレーシア半島側では
全く見かけないですしね(;・∀・)
CMCOが終わってシーズンになったら絶対サバ、サラワクへ行って
タラップいただきますよ・・・!!(∩´∀`)∩
<参考>
http://pvpbkkt.doa.gov.my/
https://pfaf.org/user/Plant.aspx?LatinName=Artocarpus+odoratissimus
https://en.wikipedia.org/wiki/Artocarpus_odoratissimus
https://www.researchgate.net/publication/323622814_Tarap-_Artocarpus_odoratissimus
https://businessdiary.com.ph/5924/a-taste-of-the-exotic-marang/
https://www.mysabah.com/wordpress/tarap-fruit-of-borneo/
http://www.fruitipedia.com/2018/10/marang_artocarpus_odoratissimus/
https://allthingsborneo.blogspot.com/2008/10/tarap-unique-bornean-fruit.html